人生はドラマチック

一瞬の花火がその人の人生を左右する。花火が多いほど人生はドラマチックになる。結果の良し悪しは別として・・

外国人観光客のハートが「おもてなし」でパクパク・・・



観光立国ジャパン


近年、外国人観光客が加速度的に増加しています。
日本は、なぜそこまで外国人を引き付けるのでしょうか?

説訪日外国人旅行者の推移明を追加
 
小泉首相による観光立国宣言
 
2003年1月(グラフの最佐),小泉純一郎首相による観光立国宣言があり,観光は重要な国家政策課題 となりました。
 
途中、リーマンショック東日本大震災があって翌年は少し落ち込みましたが、すぐ持ち返しています。
 
安倍,福田,麻生内閣においてもこの流れは踏襲され,観光立国推進基本法の施行(2007年1月1日),観光庁の設置(2008年10月1日) そして鳩山新内閣においても,観光は重要課題として位置づけられ国土交通大臣のリーダシップのもと一層、力を注いできました。
 
そして現在、その成果が表われているのでしょう。上のグラフのような状態となったのです。
 
その背景には、日本の魅力「クールジャパンを売り込めという方針がありました。クールは冷たいという意味ではなく、洗練された、感じがいい、かっこいい等の意味で使われています。


当初はマンガやアニメ、ファッション、その後、食材や伝統工芸、家電など広範囲にわたった文化を指すようになってきました。

さらに徐々にクールの概念は変わりつつあるようです。


本当に日本が誇るべきクールさは"おもいやり"や"奥ゆかしさ"、そこから発する"おもてなし"といった精神性外国人は魅かれるようです。クールジャパンの神髄はここにあるようです。

 


そこに共鳴する人たちが世界にはまだまだたくさんいることを近年の外国人観光客の増加が証明しているのでしょう。

 


日本へ行って外国には無い"おもてなし"という精神性を味わってみたい。私も疑似日本人になってみたい。それを提供するのが日本の役目であり、日本の永遠の輝きを取り戻す手立てとなるのではないでしょうか?



科学技術のレベルの高さだけを産物として提供するのではなく、日本人の心の文化も提供することも大事であることを発見した日本人が増えてきたから観光立国として成功しつつあるのではないでしょうか。



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私は現在、地方に住んでいますが


東京や大阪の他、日本の主要都市での爆買いはよく耳にするところでした。

それが今、外国人がどんどん地方にやって来ています。私は地方にすんでいますが外国人を見かけるのは日常茶飯事です。

ローカルニュースでも頻繁に民泊、観光地への受け入れ準備関係のニュースが流れています。

 

外国人観光客が4倍に 徳島の「秘境」
   日光国立公園を散策する外国人          「盆栽好き」 さいたま世界盆栽大会
   
 

 

      岐阜県白川村の白川郷            作務衣姿で日本料理を作る外国人観光客


また農産物や海の幸をブランド化し海外輸出を企画している
生産者も増えて来ました。例として、米は一時余り過ぎて家畜の飼料への発想しかありませんでしたが、従来の良いコメをブランド米として輸出しようという動きもみられます。

日本産米が上海で展示

 

日本産

 

日本産米の広告 上海
 


これらの現象を見ていると、今まで地方は不景気で内向き思考しかしなかったけれど、何かしら新しい目標を各々が発見し始めたんじゃないかと思うのです・・・


昔、傍に普通あったことを、普通あったことを見直してクールジャパンとしてそれを生かしていこうという気運が見られます。

そこには外人観光客の増加が起因しているのだろうと思います。特に地方への外人観光客の増加は、日本人に発想の転換の切っ掛けを与えてくれたのではないでしょうか?



日本人はそう簡単にへこたれません・・・