日本化シリーズ・台湾のクールジャパン・・マスメディア、雑誌

・・・日本化するマスメディア・・・

　現在、台湾には「日本専用テレビ局」が複数存在しています。それに加え、日本内のNHKやアニマックスも視聴可能。地上波放送でもアニメなどの日本番組が放送されるなど、テレビ業界の日本化が進んでいるのです。

　世界一の親日国台湾では、「日本専門テレビ局」は20年ほど前にはすでに複数存在する体制になりました。終戦まで日本統治下にあったこともあり、高齢者では中国語よりも日本語に親しんでいる人も多い。地上波でも日本番組を放送するというのだから驚きです。

　台湾のＴＶの特徴として、日本の番組の多さでしょう。日本専門チャンネル（除くNHK）が3つもあり、ドラマに始まり、バラエティー、料理番組、旅番組など様々な日本の番組を字幕付きで放送しています。

　放映権の関係上タイムラグが存在しますが、平均して日本で放送後半年、早ければ２～３ヶ月で放送される（一番早いので、NHKの紅白歌合戦が字幕つきで5日後に放送）。おそらく台湾は、世界一日本のＴＶ番組を早く放送する国でしょう。

　日本アニメは、ケーブルテレビチャンネル以外にも地上波（中視・華視・台視・民視）でも放送しています。

JETテレビ

　1997年に開局。日本から輸入した番組の他、「青木由香の台湾一人観光局」（画像）などの現地在住の日本人レポーターが台湾各地を旅する番組を独自に制作・放送しており、日本人旅行者や現地駐在員とっても欠かせないチャンネルになっています。