人生はドラマチック

一瞬の花火がその人の人生を左右する。花火が多いほど人生はドラマチックになる。結果の良し悪しは別として・・

バングラディシュ・・・初の都市高速鉄道:受注2017

バングラデシュ国旗


 バングラデシュの国旗は日の丸とほぼ同じ柄で、「農業国だった日本が工業国に発展したように、バングラデシュも将来は工業国になるべきだ」という日本を目標とした所から初代首相が決めたそうです。何かすごく親日的ですね。
 
 



日本から見た位置
 
 
 

  列車の屋根に命をかけるバングラディシュの人々

 
 
 
帰省ラッシュの模様ですが、すごい迫力ですね。女性も頑張ってしがみ付いています。日本でこんな光景はかつて見たことありません。
 
 
 
バングラ紙は各紙とも、誰が見ても尋常ならぬ帰省ラッシュを取り上げています。これ、ほとんど、無賃乗車らしいです。いわば、キセル・・・何時間も列車にしがみついていられるベンガル人のタフさ。
 
 
 
このタフさをもっと国づくりに生かしてもらえれば良いのにと思っているとこんなニュースが飛び込んで来ました。
 
 
 
 
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2017年 8月
 
 
川崎重工三菱商事は共同で、ダッカMRT6号線の車両および車両基地設備を受注しました。将来が楽しみです。




ダッカMRT6号線車両のイメージ






MRT6号線のルート
 




バングラデシュダッカ都市交通会社(DMTCL)から同国初となる都市高速鉄道(MRT)を受注しました。契約総額は約400億円です。 




6号線は、バングラデシュで初めて建設されるMRTで、首都ダッカの中心地を南北に結ぶ全長約20km、16駅で構成される全線高架の路線です。



ダッカ周辺地域を含む都市圏は、人口1,500万人を超える世界有数の巨大都市圏で、人口増加に伴う交通量の増大により慢性的な渋滞が社会問題になっています。



6号線は、道路交通からの交通手段の転換を促し、渋滞緩和による都市利便性の向上、経済損失の解消、さらに温室効果ガスの削減に資すると期待されています。



また、ダッカのMRT開発は、日本政府のインフラ輸出戦略等の下で、計画策定段階から一貫して独立行政法人国際協力機構(JICA)がバングラデシュ政府の支援を行っており、6号線はJICAが同政府との間で結んだインフラ整備支援に関する円借款契約により建設が進められています。



現在ダッカでは、6号線以外のMRT建設も計画中であり、経済発展と都市化の進展により、今後MRT車両の需要が継続的に増加することが期待されています。



川崎重工三菱商事は、今回初となるバングラデシュ向け鉄道案件の受注を機に、今後もバングラデシュでの鉄道車両ビジネスを積極的に展開するとともに、インフラ整備の一環として都市交通建設計画が進む開発途上諸国での鉄道整備を通じて、経済および社会の発展に貢献していきます。と言っています。



私の心に日本人としての自信が湧いてきました。
日本の国内景気が長い間低迷を続けている中、新幹線や都市高速鉄道のインフラ輸出のニュースが最近よく聞くようになって、安倍首相の外交ビジネスが功を奏したように思えます。



国内は特に地方は元気が無いけれど、こうした日本の高度な分野の輸出のニュースは心を元気にしてくれます。