人生はドラマチック

一瞬の花火がその人の人生を左右する。花火が多いほど人生はドラマチックになる。結果の良し悪しは別として・・

② ベトナムって親日家が多いの?・・・調べてみた

 


 アジア諸国の中でも親日家が多いとされるベトナム。これまでの歴史の中でそれほど日本と接点がなかった国だけに、どのようなところが評価されているのか調べてみました。


ベトナムに入ってくる日本製品の質の高さ。

②アニメなどから入ってくる「クールジャパン」のイメージ。
③現在も続く多額の経済援助(この前も、南シナ海での警備などに使用するための船6隻を無償で供与、さらに2隻をベトナム沿岸警備隊に供与しました。備品や技術的なアドバイスも供与することでも合意しています。)
④日本企業で働く人が多い。

これらの事が日本への理解が進み好感を抱いてくれる理由なのでしょう。

日本人に対する評価
日本の観光客のマナーのよさ


ベトナムには日本の観光客が多数訪れており、マナーがよく礼儀正しく、穏やかで静かな日本人として好感を抱く人は多いようです。

また若い女性の旅行者が多く、買い物もたくさんするのですが値下げ交渉なんかはまずしない。「上品な人々」という印象が強いようです。


日本国に対する評価
戦争をしない国
 


第二次世界大戦後以来、一度も戦争にかかわることがなく、かつ武力行使を行っていない国であることが、ベトナム人から見た日本人像に大きく影響を与えているようです。

ベトナム戦争を乗り越えた今も、南沙諸島への中国の進出に神経を尖らせているベトナムにとって「平和」に対する考え方は日本人以上に重みを感じていることでしょう。


余談ですが、ベトナム軍は強いんです。かつて中国には負けたことがないんです。ほとんど・・・

 

最大の援助国

 
日本が政府開発援助(ODA)の最大の援助国としてベトナムの経済・社会の近代化に貢献してきたことも大きいでしょう。(2015年の支出純額はベトナムが第一位:外務省調査)

援助を行いながらも内政干渉をしないところが評価されているそうです。




日本製に対する評価
 
製品の質の高さ

ベトナムはバイク大国。朝から夜まで町の中はバイクの洪水です。市場の荷物運びや家族全員での移動など、バイクは日々の生活に欠かせない重要な生活手段なのです。
 
ベトナム人達の酷使に耐えるバイクのメーカーは日本のホンダがほとんどです。性能がよく故障の少ないホンダのバイクの質の高さがそのまま日本や日本人への信頼の高さにつながっているようです。
 

日本食に対する評価

 
日本食ブーム

肥満を嫌い、健康志向の強いベトナム人達にも日本食は大人気。ハノイホーチミンでは日本食レストランオープンのラッシュが続いています。この日本食ブームも日本のイメージアップにつながっているようです。
「トーキョー・タウン」の1階はオープンエアで屋台村の雰囲気、
冷房を効かせた2階には寿司カウンターや個室を配置
 



・・・・・・まとめ・・・・・・

このようにベトナムが日本に対して、好感を抱いてくれるポイントはイメージ先行ではなく様々な「日本の実績」であり実際目にする「日本人の姿」であったことはうれしいです。

また、そのイメージの根底には「日本が、厳しい戦後を乗り越えて復興を遂げた」先輩として日本を見ている気持ちがあるような気がします。

(マレーシアの元首相:マハティール・ビン・モハマドも同様の事を言っています。さらに日本人を叱咤激励しています。「日本人よ。昔の自信を取り戻してください。自虐史観はもうやめてください。」と・・・これは東南アジア各国から聞きますね。)


さらに、日本への留学生も増加し今後もベトナムとの交流が増えるであろう現在、さらに絆を深めたいものです。