フィリピンの日米決戦の陰で、親米ゲリラと親日ゲリラとの悲しい闘いがあった。
引き裂かれたフィリピン・太平洋戦争
いつも批判されるNHKですが、これはどちらかと言えば、まともに見れる方だと思いますが、皆さんどう思われるでしょうか。
私の心のなかでずっと吹っ切れずにいた事がこの動画で少し晴れました。大本営のやり方は下手くそでしたねえ。山下大将が「止めておけ」と進言したのに・・・失敗でしたね。
【 動画は現在、削除されて見ることはできませんが、内容を抜粋して書きましたのでご了承ください。】
マニラを巡る日本軍とアメリカ軍の戦闘が開始された。この市街戦には、フィリピン人ゲリラ兵も多数、参加していた。日本兵はフィリピンの民間人とゲリラとの見分けがつかなかった為、多くのマニラ市民が戦闘の巻き添えになって殺された。
戦前のアメリカのフィリピン政策は、日本の台湾統治と比べ日本の台湾統治の方がどれだけ良かったかこの動画でもよく分かります。
アメリカはフィリピンを植民地としか考えていなかったのでしょう。アジア人は所詮、有色人種で白人より劣る。この視点は日本人に対しても同じでした。
大航海時代からの遺伝子は変わっていないのでしょう。
結果、戦後もフィリピン人同士の葛藤が尾を引いていることに対し、私は悲しく思い心が痛みます。やはり戦争そのものは嫌ですね。
ところで動画内で、中野 聡さん(一橋大教授)が仰っている事は、ずばり的を得ていると思います。特にアメリカが「地主」を利用した点ですね。それが貧困農民の反発を生みました。その貧困農民グループが日本軍の方に付いたのです。
まあ、植民地時代、ヨーロッパの国々も華僑を使ったりしてよく似た事をしています。