人生はドラマチック

一瞬の花火がその人の人生を左右する。花火が多いほど人生はドラマチックになる。結果の良し悪しは別として・・

日本化シリーズ・台湾のクールジャパン・・・住宅、ニュータウン


 クールジャパンとは、” 洗練された、感じがいい、かっこいい ”の意味。最近では"おもてなし"が加わった。


 

 

 
・・・日本化する住宅・・・

台湾も「日本式郊外住宅」の時代に突入
 
 狭い日本よりもはるかに国土が小さく、人口密度はずっと多い台湾では、これまで中心街の集合住宅住まいが一般的でした。しかし近年、日本式の郊外住宅が目立つようになってきたのです。私たちにはとてもなじみ深いような見た目の家が各地に建設されているのです。日本の大手住宅メーカーが台湾進出する事例もちらほら出ているようですが、地元のメーカーが日本で学んだ住宅作りに取り組むケースが増えてきたのです。


 
 
 
 










 
 
 
 こうした日本式住宅は台北だけでなく、地方にも増えています。庭を含めた全体の雰囲気は日本の新築にそっくりですが、そのスケールは日本の田舎に建つ家よりも上等のように見えます。


 日本も戦後、西欧文化流入で住宅も変化してきました。最近では畳の部屋がない住宅が当たり前になってしまいましたが、建築関係で仕事をしている私にとって何かしら寂しく感じます。果たしてこれで良いのだろうか?日本独自の畳文化の消滅に危機感を覚えます。
 
 日本への外国人観光客は敢えて畳のある民泊に憧れるらしいのですが・・・・?
 
 台湾も流行に流されず台湾独自の住宅を目指してもらいたいものです。台湾は元は多民族の島でしたから本来の日本のような統一された住宅様式はなかったとは思いますが、日本統治時代に日本様式が入ったので、その時代への帰着本能みたいなものなのか? それとも総統が変わって親日が加速している影響なのか?クールジャパンそのものなのか?
 
 
 
・・・日本化するニュータウン・・

 ニュータウンの地区名に、夏目漱石に青山のような日本人にとってはとてもなじみ深い名称がそのまま採用されていることが、ネット上で話題となっているのです。
 
 話題になった台北郊外の日式新興住宅地


夏目漱石タウン

 ネット記事で注目されているのが、台湾の日本式ニュータウンの名称です。その名も「夏目漱石」。もちろん当て字なので読み方や漢字の意味は日本語と違うはずですが、なんだか妙な親しみを感じてしまうものです。


 
 
 ついに、日本人名の住宅地ができてしまいました。その名も「夏目漱石」。つまり夏目漱石タウンです。


 

 漱石先生がご存命ならさぞかし驚いたことでしょう。場所は、台北からそれほど離れていない 新竹県竹北市

 いくらお札になるくらいの偉人とはいえ、これはちょっと凄いです。

親日すぎます。台湾に「夏目漱石」という住宅街があるって本当? 」って言いたくなりますよね。

なお、この住宅地は日本の新興住宅地そっくりな家ばかり並んでいるそうです。ちょっと驚きですよね。
 
 
夏目漱石」の街並み
 
ここ、台湾ですよ。駐車場と庭付きの二階建て住宅がズラリと立ち並んでいます。外国の景色とはまるで思えない雰囲気です。日本にいるみたい。
 






 

 
 
青山鎮タウン
 

 東京を代表する高級セレブ地帯「青山」の名前で開発されています。丘陵に3階建て戸建ての林立する光景は、青山というよりは多摩地区あたりのニュータウンそのものです。


新北市 新店区 青山鎮
 
 日本の青山には住めませんが、ここなら手が届くかもしれません。市街地から10キロ南下した丘陵地帯の新店区。最近では地下鉄も延伸し、ベッドタウン化が進んでいます。そんな新店で大手ゼネコン「大陸工程」が開発したのが「青山鎮」。その光景は、東京の多摩地区や横浜内陸部を連想させます。