人生はドラマチック

一瞬の花火がその人の人生を左右する。花火が多いほど人生はドラマチックになる。結果の良し悪しは別として・・

台湾鉄道:桃園空港メトロ・正式開通2017年3月・・・車両は日本の



 
車両は日本の川崎重工



 今まで台北市内と桃園空港の交通はリムジンバスが主流でしたが、ラッシュ時間帯の高速道路の渋滞が悩みの種でした。この桃園メトロ開通により、台北と桃園空港のアクセスが格段によくなります。所要時間は約35分、路線の全長は、51.03 km。


 受注元は丸紅で2006年に川崎重工業日立製作所のコンソーシアム(企業連合)で、鉄道システムの一式と車両基地の建設契約を受注しました。しかしその後、諸事情のトラブルで遅延していましたがこの度めでたく開通に至りました。




車種は二種類

 




 


 
ロードマップ台湾鉄道映画
2017/02/15公開
台北ー桃園空港



初めての人はわくわく
桃園空港 着陸
 

参考メモ
 2017年に桃園空港MRTが開通以来、桃園空港と台北間の移動がぐっと便利になりました。台北駅から桃園空港まで30分ほどでアクセスできるというのはとても魅力的です。

 台北駅は台湾新幹線や台湾鉄道、地下鉄MRTにバスステーションも直結、地下街だっていくつもある巨大な駅です。迷子にならないようにしましょう。

台北
 


桃園空港MRT開通までの経緯

 1996年、台湾政府はBOT方式(Buid Operate Transfer。事業権を得た企業および企業連合が建設から運営までを行った後、施設を国に譲渡する整備方式)で桃園空港(当時の名前は中正国際空港)の空港連絡鉄道の建設を計画しました。
 

 

1998年、長生国際開発公司が引き受けましたが、資金を巡る問題で中断、キャンセル。


2002年にはBOT方式での建設を中止。民間委託ではなく、政府機関である交通部(交通省)高速鉄路工程局が国家予算で建設することになりました。


2006年、当時行政院長(首相にあたる)だった蘇貞昌が主導し、建設が始動。


桃園空港MRTは当初、台鉄(国鉄)が運営する予定でしたが、最終的には桃園市政府、新北市政府、台北市政府の出資により設立された桃園捷運公司が運営することになりました。