人生はドラマチック

一瞬の花火がその人の人生を左右する。花火が多いほど人生はドラマチックになる。結果の良し悪しは別として・・

無縁社会 ①


 無縁社会とは、単身世帯が増え、人と人との関係が希薄となりつつある日本の社会の一面を言いあらわしたもの。NHKにより2010年に制作・放送されたテレビ番組による造語です。2010年の「ユーキャン新語・流行語大賞」(現代用語の基礎知識選)のトップテンにも選ばれました。





 このような社会状況は、日本に限らず先進国のどこでも見られる現象であるらしいのです。

 私自身も常日頃、悩んでいる問題であり解決しなければならない人生の大きなテーマです。我が親族にも同様な事象があり憂鬱な日々を送っております。

 
 日本は旧来、親族、地域社会、会社などで比較的濃密な人間関係が形成されてきました。こうした関係は血縁、地縁、社縁などと呼ばれて、「しがらみ」となる一方で「相互扶助のシステム」としても機能していました。難しい言葉で言うと、家どうしが冠婚葬祭などで互いに助け合う事を互酬性(ごしゅうせい)と言うらしいです。



ところが近年、こうしたつながりが急速に失われ、社会から孤立している人が増えていると言われます。背景には、核家族化・非婚化・長寿化による単身世帯の増加や雇用形態やライフスタイルの変化などがあるとされて、家族がいても音信不通になっていたり、地域との交流がなかったりして、病気などの緊急時にSOSを発することができない人も多いことが明らかになってきました。


 この様に家族や企業に期待されてきた支え合いの機能が失われてきており、新たな社会的な絆をどのように育んでいくかが課題とされています。




 このテーマは奥が深いので何回かに分けてお送りしたいと思います。