人生はドラマチック

一瞬の花火がその人の人生を左右する。花火が多いほど人生はドラマチックになる。結果の良し悪しは別として・・

「中華思想」は日本いじめの根源・・・やっぱり欠点があった

中華人民共和国」を「中華」と短縮します。
習近平プーさん
なぜプーさん?プーさんの外見が、習近平国家主席に似て
いるとソーシャルメディアで評判になったため。    



なぜ、「中華」は「日本」をいじめるのか。理由を発見した。つまりこうだ。
 


自己中心的な思想が根底にある




 現代の中国人において、この中華思想(あるいは華夷秩序=中国の皇帝を頂点とする階層的な国際関係)が理解されていると直断ずるには疑問があるとする説がある。
 
 
元、外交官の宮家邦彦は現在の中国では教科書に「中華思想」がなく、学術的に研究・考証する専門家もいないとされている、としている。
 
 
その上で、これらは中国に限らずアラブ諸国などの開発途上国に概ね共通する以下のような「対先進国劣等感」の裏返しとした。
 

1、世界は自分を中心に回っていると考える。

2、自分の家族・部族以外の他人は基本的に信用しない。

3、誇り高く、面子が潰れることを何よりも恐れる。

4、外国からの経済援助は「感謝すべきもの」ではなく、「させてやるもの」だと考える。

5、都合が悪くなると、自分はさておき、他人の「陰謀」に責任を転嫁する。




ところがあろうことか夷狄[いてき]=(野蛮人)であるはずの欧州列強にアヘン戦争で大敗してしまったため、その後、洋務運動、とりわけ中体対西用によって国力回復を目指した時点では近代化の手本をヨーロッパに求め、そこに卑下する態度は見られない。

 
ただし、概ねこうした運動は、かつての中華思想を奉じた「漢族」を当時の支配者である「満族」から開放する滅満興漢を目的としたものであり、国名を「中華」にこだわることなどに、改革者によって思想は変貌しつつもいまだに中華思想と完全に決別できていないことは認めている。アヘン戦争敗北から長い歳月を経っても、いまだに欧米諸国に対しては新しい中国の国家像や国際秩序モデルを示し得ているとはいえず、この途上国共通の「劣等意識」こそが根底にあるのでは、と論じている。