人生はドラマチック

一瞬の花火がその人の人生を左右する。花火が多いほど人生はドラマチックになる。結果の良し悪しは別として・・

マレーシア高速鉄道・・・入札は年明け、日本と中国の一騎打ち

 
 
 
マレーシア高速鉄道のルート




高速鉄道のPDPの入札は

2018年1Qに決定

1Q=第1四半期 1~3月 Q=Quarter=1/4
 
 
 

高速鉄道事業を主管するマレーシア政府系企業「MyHSR」は、2018年1~3月
プロジェクト納入パートナー(PDP)の落札企業を発表する。」

と、マレーシア国営・ベルナマ通信が7日に伝えました。




基本情報
 
 
 
土地収用手続き開始
 
マレーシアのナジブ首相は2017年10月17日、首都クアラルンプールで開いたイベントで、同都市とシンガポールを約90分で結ぶ高速鉄道計画の駅予定地などの土地収用手続きを始めたと発表しました。マレーシア国内の停車駅7駅のデザイン案も公表しました。
 
 
 
 

最近の高速鉄道ニュース

中国の立場が揺らぎ
日本が終盤の逆転を試みているらしい。
 
韓国の聯合(れんごう)ニュースが報じています。2017年6月
 
 
スキャンダルの多いナジブ首相夫婦
 
1:ナジブ首相は21日、マレーシアの政府系ファンド「ワン・マレーシア・デベロップメント」(1MDB)に関連した資金流用疑惑をめぐる米司法省の捜査に協力すると表明しました。司法省は19日に1MDBの資産10億ドル相当以上を差し押さえる訴訟をロサンゼルスで起こしています。
 
 
米司法省は、1MDBから不正に引き出された資金が米国内の口座を通じてマネーロンダリング資金洗浄)されていたと報じています。
 
 
この時、中国はナジブ首相に救済の手を差し伸べたといわれます。まさに中国は彼にとって恩人的存在です。
 
 
中国がこれまで高速鉄道が優位と言われた理由はまさにこれだったのです。ところがその後、この関係に亀裂が生じたことが明らかになりました。
 
 
それは、中国中鉄が関与している バンダルマレーシア開発について、代金支払い不履行が原因とみられる覚書が失効したのです。
 
 
<バンダルマレーシア開発とは、クアラルンプールのバンダル・マレーシアに総合交通ターミナルを建設するという計画>


さらに、マレーシア側終着駅の所有、運営権まで中国は渡す事を求めましたがマレーシアは断ったということです。





余談ですが
2:ナジブ首相の足をひっぱるマレーシアのイメルダ夫人について


マレーシアの首相夫人ロスマの豪勢な暮らしぶりがかつてのイメルダ・マルコス(フィリピン大統領夫人)並みと、アメリカのメディアを騒がせています。


夫人の立場でありながら政治に口出ししたり、不動産購入や


宝飾品収集といった贅沢三昧の私生活などが暴かれています。

首相自らもスキャンダルを抱え、大物マハティール元首相との対決も控えたナジブ首相には泣きっ面に蜂です。


マハティール首相との対決:詳しくは下記にて説明します。



その夫人の「マイナスイメージ」には夫のナジブ首相も口をさしはさめない状態のようで、内外から「マレーシアのイメルダ」と不名誉な異名を与えられています。
 
 
 
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そして
大物マハティール元首相との対決とは?
 
2018年に予定される次の総選挙に、マハティール元首相がアンワル元副首相と連携して「打倒ナジブ」に動き出し、反ナジブ運動が拡大の様相を見せているのです。
 
 
今も健在なんですね。元気でなによりです。最近では長崎大学で講演をなさったようです。核問題と平和についてでしたか。日本へちょくちょく来られているようですよ。
 
 
マハティール元首相といえば、親日派で、戦前のマレー作戦から独立以降ずっと長き首相として、マレーシアを発展させてきた大物政治家です。
 
 
 
日本をたびたび叱咤激励してくれています。・・・日本よ昔のようにもっとしっかりろ!・・・って
 
 
「 ルックイースト政策 でも有名です。
 
 
高速鉄道の入札、どうなるでしょうか?