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インド高速鉄道起工式に 安倍総理・・・2017年 平成29年9月14日

2017年 平成29年9月14日

インド高速鉄道起工式に 安倍総理が出席


インド訪問中の安倍晋三首相は14日、日本の新幹線方式を採用するインド西部の高速鉄道計画の起点となるアーメダバードでの起工式に、インドのモディ首相とともに出席しました。

安倍首相の精力的な外交営業には頭が下がります。国民の一人として拍手を送りたいと思います。

 
着工したのは、まずは高速鉄道のノウハウを学ぶ研修施設。日本で研修した現地職員が講師となり、運転シミュレーターを使った訓練や線路のメンテナンスの技術指導などを行う施設です。
 
高速鉄道は、アーメダバードと西部の商業都市ムンバイ間の約500キロを最速2時間7分で結ぶ計画で、総事業費は9800億ルピー(約1兆8000億円)。
インドは全7区間の建設を計画し、日本側は残る6区間の受注も目指しています。
 
インド高速鉄道構想の路線図



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インドの巨大な鉄道網は160年以上前にイギリスによって整備されました。1日に1万2000もの列車が世界一周に相当する距離を走り、利用者はオーストラリアの全人口とほぼ同じ2300万人に上ります。

イギリス時代の機関車
 
しかし混雑がひどく、インフラは旧式で老朽化が進んでいます。政府の統計によれば、全路線の60%以上で輸送能力を超えた交通量となっているということです。


大勢の通勤客で混み合うムンバイの駅
 
「過去50年間に輸送能力は大きく伸びましたが、それよりずっと急速に需要も伸びてきた」と、大学の工学部教授は言います。
 
 
さらに脱線事故も頻繁に起きており、先月だけでも6件発生し、今回の起工式の数時間前にもニューデリーの駅で事故があったばかりです。
 
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高速鉄道建設事業の骨子

JR東グループ中心に事業参画


日本の新幹線システムが採用されるインドのムンバイ~アーメダバード間(総延長505キロ)の高速鉄道建設事業が本格始動。円借款案件の同事業の実施に当たり、国際協力機構(JICA)は土木構造物や鉄道システムの設計、入札図書案の作成、現地の関係機関による入札手続きの支援などを行う詳細設計調査業務の契約予定者として、JR東日本グループの日本コンサルタンツを選定。同社以外の企業からの参加意思の確認を経て最終的な委託先を決め、年内にも業務に取り掛かる予定です。
 
 
昨年12月の日印首脳共同声明で新幹線方式の導入が決まったムンバイ~アーメダバード間の高速鉄道建設事業は、これまでに行われた日印共同の調査結果によると、営業最高時速320キロで走り、両都市間を2時間7分で結ぶ計画。
 
 
 総延長505キロのうち64%の322キロが盛り区間、28%の144キロが高架区間、6%の30キロがトンネル区間、2%の11キロが橋梁区間。駅数は12カ所。総事業費は約1・8兆円を見込む。2018年ごろの着工、2023年ごろの完成を目指しています。


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鉄道旅行事情
 
予約窓口は常に長蛇の列で、気温が40度を超すような中、汗まみれでひたすら並ばなければならないこともある。加えて電力不足やインフラ整備の遅れで停電も多く、並んでいて停電になったら、コンピュータが使えるようになるまで、じっと待つということもあるようです。
切符取得は半日仕事
 
インドの列車には外国人割当枠があり、デリーやバラナシ等の外人専用窓口に行けば優先的にチケットを発券してくれるのですが、それでも、時間はかかるもの。スムースに行っても半日仕事なのですね。だから、インドに行く前にできるだけオンラインでチケットを購入しておきたいものです。
 
 
プラットフォームは到着寸前まで分からないのがインドの鉄道事情。
バラナシ駅は大きく、プラットフォームが20近くあるのに、一度遅延するとどのプラットフォームに到着するのか分からないのだ。
到着時刻も早くなったり遅くなったりその都度変わる。
 
 
まず遅れないことを前提にスケジュールを組むと痛い目にあいますよ。
私は3週間ほど鉄道を乗りまくりました。
遅れなかったのはデリーからアムリトサル間の夜行だけでした。
遅れるのは当たり前。
 
 
気になるのがトイレ事情

 
 
下に穴が開いてて、覗き込むと外が見えます。小さな鉄のコップが見えますが、インド人は、をするときは、ここに水を入れて、手動ウォシュレットを開始するようです。
もちろん、紙はありませんのでティッシュをご持参願います。